北方型住宅技術指導

北方型住宅賞

北方型住宅賞とは?

 北海道では、昭和63年から産官学が連携して豊かな住まいと住まいづくりの実現を目指し、「北方型住宅」の開発・普及・啓発を進めてきました。
 このことにより、耐久性、省エネルギー性などの住宅性能や設計、施工に関する技術力が向上するとともに、街並みや景観への配慮といった住意識の向上などの成果が得られました。
 その一方で、少子高齢化や更なる環境負荷低減への対応など、住宅に求められる内容も変化してきたことから、平成17年に「あったか 長持ち ともに育む北の住まい~次世代に継承される良質な資産となる住宅~」を目標に掲げ、住宅データを登録・保管するサポートシステムを創設し、「新しい北方型住宅」を展開しています。
 こうした中で、一層の制度周知と建設促進を図るため、平成23年度に「第2回北方型住宅賞」を実施しました。
 受賞作品や応募状況は、次のとおりです。

第2回北方型住宅賞
第2回北方型住宅賞道内各地から112点の応募
 「第2回北方型住宅賞」の募集対象は、平成17年4月から同23年3月31日までに「北方型住宅登録・保管」した住宅とし、9月15日の締め切りまでに道内各地(38市町村)から112点の応募がありました。
 いずれも優れた特徴を持つ個性豊かな作品で、大垣直明(藤女子大学大学院・教授)審査委員長をはじめ、7人の審査員の厳正な審査により、優秀賞4点、奨励賞6点を選考し、優秀賞から最優秀賞1点を選定しました。

募集要項  


●振興局別応募状況
振興局 件 数 振興局 件 数 振興局 件 数
空 知 6 石 狩 47 後 志 4
胆 振 13 日 高 0 渡 島 3
檜 山 0 上 川 21 留 萌 0
宗 谷 1 オホーツク 4 十 勝 8
釧 路 4 根 室 1    
112
審査委員長 委員長
大垣 直明 氏(藤女子大学大学院人間生活研究科 教授)
委 員
長谷川 寿夫 氏(社団法人 北海道建築技術協会 副会長兼専務理事)
委 員
小倉 洋一 氏 (社団法人 北海道建築士事務所協会 業務・技術委員会 委員)
委 員
早川 陽子 氏 (社団法人 北海道建築士会女性委員会 委員長)
委 員
宮内 孝 氏 (北海道建設部住宅局建築指導課 課長)
委 員
長谷川 雅浩 氏 (地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 建築研究本部
北方建築総合研究所 居住科学部居住科学グループ 研究主幹)
委 員
松崎 健児(財団法人 北海道建築指導センター 専務理事)

第1回北方型住宅賞
第1回北方型住宅賞優れた北方型住宅を表彰する「北方型住宅賞」
 センター創立40周年の記念事業として、「新しい北方型住宅」の一層の普及促進を図るため、地域の気候・風土を生かした良質な資産となる、優れた北方型住宅を顕彰する「北方型住宅賞」を実施しました。
 応募者も札幌市をはじめ全道各地から23件のご応募をいただき、北海道工業大学環境デザイン学科大垣主任教授を委員長とする審査委員会を開催し、最優秀賞1点、奨励賞1点が選ばれました。

 受賞作品

北方型住宅サポートシステム