平成28年10月、北海道は「きた住まいるサポートシステム」による住宅履歴情報の保管をスタートしました。
住宅を良好な資産として長期的に維持管理していくために設計や施工など家づくりに関する住宅の履歴情報を保管し、その情報は将来のリフォームや住み替えをするときに活用することができます。
当センターでは、北海道から指定を受け、きた住まいるサポートシステムによる住宅履歴情報の保管業務を行っております。
①保管期間は30年の長期保管
②長期優良住宅の住宅情報記録に対応
③住宅ラベリングシートが作成でき住宅性能や特長を見える化で確認でき安心
④保管された情報はいつでも閲覧でき、将来のリフォームや住み替えをする際に活用可能
⑤住まいの記録が第三者機関(当センター)に保管されるから安心
(※きた住まいるサポートシステムは新築住宅、既存住宅を問わず住宅の履歴情報を保管できます。)
北海道が定めたルールを守り、「安心で良質な家づくり」ができる住宅事業者を登録・公開する制度です。いろいろな特長があります。
【特長1】
きた住まいるメンバーによる安心で良質な家づくり
「きた住まいる」の3つのルールを守り、「安心で良質な家づくり」を行う北海道内の住宅事業者(設計・建設)を、「きた住まいるメンバー」として北海道が登録しています。
◆3つのルールとは??
ルール① | 省エネ・耐久・耐震といった基本性能の確保 |
ルール② | BIS(※1)やBIS-E(※2)などの専門技術者による設計・施工 |
※1 | 建築物の温熱環境要件に関して高度な専門知識を有し、正しい設計、精度の高い施工方法等を指導できる技術者 |
※2 | 住宅等の適切な断熱・機密施工技能を有し、これを指導できる技術者 |
ルール③ | 設計や施工など家づくりに関する記録の保管 |
【特長2】
住宅ラベリングシートにより、住宅性能の「見える化」で安心
建てた人は…我が家の基本性能や特長を、住宅ラベリングシートにより確認できます。
これから建てる人は…住宅ラベリングシートの一部は、きた住まいるメンバーの実績としてWebで閲覧することができ、住宅事業者選びの参考にできます。
【特長3】
住宅履歴の保管で、リフォームや住み替えに活用
きた住まいるサポートシステムにより、設計や施工など家づくりに関する住宅履歴情報が保管されます。保管された情報はいつでも閲覧することができ、将来のリフォームや住み替えをする際に活用することができます。
一般財団法人北海道建築指導センター 企画総務部企画総務課
TEL.011-241-1893 FAX.011-232-2870